東証大引け、小反発 銀行など内需関連買われる 輸出株は上値重い
2010/04/07 16:51:19
日経平均株価 11,089円 -7円
7日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発し、大引けは前日に比べ10円51銭(0.09%)高の1万1292円83銭だった。
6日の米株式市場で大手金融株が上昇したことを受け、三井住友FGなどメガバンクを中心に銀行株が堅調に推移したことが相場全体を支えた。
円安の進行がやや緩やかになり主力の輸出関連株には利益確定の売りが続いたが、銀行株や保険株など「循環的に内需関連銘柄が買われた」(みずほ証券の瀬川剛エクイティストラテジスト)格好になった。
米連邦準備理事会(FRB)が6日に発表した3月16日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を受けて、米低金利政策が当分続くのではないかとの見方も広がった。
このことが同日の米株価を下支え要因になったほか、日銀が正午過ぎ、景況判断を前進させた上で現行の低金利政策の維持を決めたと発表したことも投資家心理を明るくし、後場には5日に付けた年初来高値(1万1339円)を上回る場面もあった。
ただ、短期的な相場の過熱感が根強いほか、株価指数オプション4月物の特別清算指数(SQ)算出を9日に控えて積極的に買い上がる動きは手控えられ、日経平均の上げ幅も限られた。
東証株価指数(TOPIX)も反発した。
大引けでの東証1部の売買高は概算で23億9315万株と、株価指数先物・オプション3月物の特別清算指数(SQ)算出日だった3月12日以来の高水準だった。
売買代金は概算で1兆6809億円と、1日以来4営業日ぶりの多さ。値上がり銘柄数は全体の61%にあたる1038だった。
値下がり数は498、横ばいは139だった。
メガバンクでは三菱UFJ、みずほFGも朝方から堅調に推移し、業種別TOPIXで「銀行業」が上昇率で首位だった。富士火やMS&AD、第一生命など保険株が総じて買われ、野村、大和も高かった。
住友化、日立がしっかりで推移し、JR東日本も高かった。一方、ソニー、トヨタ、キヤノンがさえなかった。三井不、ファナック、コマツが安く、イオン、商船三井も売られた。
東証2部株価指数は反発し、2日ぶりに年初来高値を更新した。
日鉄商、ダイト、イノテックが買われた。半面、トーセイ、ソディック、大幸薬品が下げた。




