東証前引け、反発 円高一服で輸出株高い 買い一巡後伸び悩み
2010/05/18 12:00:43
日経平均株価 10,281円 +45円
18日前場の東京株式市場で日経平均株価は反発し、終値は前日比45円64銭(0.45%)高の1万0281円40銭だった。17日の米株高や外国為替市場で円相場が対ドルやユーロで前日と比べて下落したことを受け、精密など輸出関連株の一角が買われた。企業業績の回復が鮮明となる中、足元の相場下落で割安感が意識されていることも買いにつながった。日経平均は朝方の早い段階で上げ幅が100円を超える場面があった。
ただ買い一巡後は伸び悩んだ。原油など商品先物相場が下落したことを受け、石油関連や商社など市況関連株が売られた。足元では商品相場に加え、中国など新興国の株式市場も調整基調にある。「世界の投機マネーがリスク資産を圧縮するとの警戒感が強い」(立花証券の平野憲一執行役員)として、上値の追いにくさにつながったという。
東証株価指数(TOPIX)は小幅に続落した。
前引け時点の東証1部の売買代金は5937億円、売買高は9億 2224万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は全体の4割にあたる690だった。半面、値下がり銘柄は836と値上がりを上回った。変わらずは145。業種別TOPIX(全33業種)は12業種が上昇した。パルプ紙や水産、空運の上げが目立った。半面、海運やガラス土石製品などが下げた。
TDKやソニー、アドテスト、東エレクが上昇。オリンパス、ニコン、テルモも高い。武田、アステラス、エーザイが買われ、ファナック、ファストリも上げた。半面、DOWA、三菱マ、古河電が軟調。郵船、商船三井、三井物、三菱商が下げた。三菱UFJ、三井住友FGがさえない。
東証2部株価指数は続落した。AQインタ、クスリアオキ、アライドHDが下げた。半面、アーレスティ、山洋電が上げた。




