モノ余りの時代なんだから
2010/07/16 13:31:07

戦後の混乱期、「湯たんぽ」を燃料タンクに本田宗一郎の作った“原動機付き自転車”は、作った先から文字通り“飛ぶように”売れたという。
時代は変わって時は平成。
“モノ余り”の時代である。
ドコに行ったって品揃えは充実して在庫も整い、店員はそんな在庫を“いかに売るか”に腐心する毎日である。
「あいにく在庫を切らしておりまして、こちらの商品は取り寄せで、・・・」
など言おうものなら、客は烈火の如く怒りだし、店長を呼べ責任者が謝罪しろ社長は切腹しろと、まさに“メッタ撃ち”のサンドバック状態である。
そんな折も折、
「iPadが欲しい」
などと言われて、
「そんなの電気屋さんの店頭に並んでいる(ドコかで見た気がするのだが、・・・)し、ソフトバンクショップに行けばいくらでもあるじゃん」
なんて安請け合いして出掛けたのであるが、・・・
最寄の家電量販店にも正規ソフトバンクショップにも、「ⅰPad」は置かれていなかった。
心配気に見守るソフトバンクショップのオネエサンに聞いてみると、・・・
「千葉県では“ソフトバンク千葉中央”、それに“ヤマダ電機テックランド千葉本店”、“ヨドバシカメラ千葉”が『最寄りの取扱店』だという。
ナニ?
オカシイな。
そう思って近所の家電量販店数軒を確認してみると、確かにドコにも置いていなかった。
これは、“品不足”なんだろうか。
「ⅰPad」はバカ売れで品薄状態になり、アップル社の供給が間に合っていないというコトなのだろうか。
否。
そんなら、信号で並んだ隣りの車のオッサンとかが、停車中にあの液晶画面をさすっていてもおかしくあるまい。
そんな光景を見たコトがない、のみならず、家電屋の店頭以外で見たのはただ一度。
それも、コアな「ブロガーミーティング」なる催事に、「持ってきているヤツが居た」というレベルだ。
そう言えば発売直後には、ヨドバシのネット販売チャネルからⅰPadが「姿を消した」というニュースもあった。
これはあれだろう?
流通量を極端に絞ることによる価格の維持作戦・・・
「新型マーチ」を発表したばかりの日産自動車が、「部品の供給不足により操業停止」なんてなニュースには驚いた。
日立製作所がECUの納入に2万個の欠品?
“シリコンチップ”が足りなかった?
今後は日産と日立の、“補償”に関する交渉になるらしいけど、・・・
それって“生産調整”じゃないの?
それも「日産自動車側」の。
北米工場も停止らしいから、「早めのお盆休み」とか言ってる場合でもないんだろうけど、部品の納入価を叩きすぎたが故の事態、とも思えなくも無い。
なんだかウソくさい、「需給逼迫(ひっぱく)のハナシ」だったのである。
でも、一番ウソくさいのは、「メキシコ湾での原油流出事故」。
ようやく流出は止まったらしいが、・・・
ナニがウソくさいって、これが原因で日本のガソリン店頭価格が値上がりするのが、一番意味ワカラネェ・・・
そんな、聞いて呆れる「需給タイト感」のオハナシでした。
流出が止まったなら、“お盆”に向かってガソリン価格はもちろん下がるんですよね?>>石油商業協同組合さん?




