東証大引け、1カ月半ぶり年初来安値 円高重荷、政策期待は支え
2010/08/17 17:18:00
日経平均株価 9,161円 -34円
17日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落した。
終値は前日比34円99銭(0.38%)安の9161円68銭で、7月1日に付けた9191 円60銭を下回り、約1カ月半ぶりに年初来安値を更新した。
国内外で景気減速懸念が強まる中、外国為替市場で円相場が1ドル=85円台前半に上昇したことが重荷になった。
朝方の売り一巡後は、円売り介入の思惑や経済対策への期待感から下げ渋った。
トヨタが続落した一方、ソニーは小幅ながら上げに転じて終えた。
円高による輸出企業の採算悪化懸念から、日経平均は寄り付き直後に112円安まで下落したが、後場は前日終値近辺まで下げ幅を縮小する場面があった。
午後に「菅直人首相と日銀の白川方明総裁が来週にも会談する方向で調整」との日経ニュースが伝わり、売り方の買い戻しなどが入ったという。
心理的節目で、ここ1年あまり割り込んでいない9000円が接近しているとあって、値ごろ感からの買いが入りやすいとの声もある。
コスモ証券投資情報部の清水三津雄副部長は「前週後半から朝安後は下げ渋る展開が続いたため、売り込みづらい雰囲気も出始めている」と話していた。
東証株価指数(TOPIX)も小幅に続落した。
東証1部の売買代金は概算で8961億円、売買高は12億9000万株と低水準だった。
東証1部の値下がり銘柄数は846、値上がり銘柄数は647、変わらずは171だった。
国際石開帝石が売買を伴って下落し、上場来安値を更新した。
三井住友FG、野村、ソフトバンク、日立が下落し、レオパレスが大幅に反落した。
一方、三菱商、東芝、シャープが小高く、レナウンが大幅高。
東証2部株価指数は続落。終値は前日比4.17ポイント安の2065.09と12日以来の年初来安値更新となった。AQインタが大幅に下落し、ラオックス、アライドHDが小安い。
大和システムが急伸した。




